Ingressというスマホゲームにハマっています

Ingressというスマートフォンゲームにハマっています。Ingressとはかいつまんで言うと、世界中を舞台とする陣取りゲームです。プレイヤーは2つの陣営に別れて、自陣の領土を拡大するために協力しあいます。ユニークなのは、そのプレイフィールドが仮想空間ではなく現実空間だということです。仮想空間の陣地を拡大するためには、「ポータル」と呼ばれる現実空間に散らばった拠点を実際に訪れなければならないのです。

IngressはSF的な未来を予感させるスマホゲームです。仮想空間と現実空間の境界が曖昧になったような世界観がIngressにはあります。実際、Ingressの開発者であるジョン・ハンケ氏はSF小説やSF映画のファンであり、なかでもサイバーパンクの世界観に影響されて、このゲームを開発したそうです。サイバーパンクといえば、ウィリアム・ギブソンの小説や日本のアニメ「攻殻機動隊」です。最近なら映画「マトリックス」もそうでしょう。あれらの作品群では、ネットと現実の境界が溶解した世界が描かれていました。Ingressの世界観はその正当な後継者とでも言うべきものでしょう。しかも、テクノロジーの発展を味方につけて、かつては夢想に過ぎなかったSF的想像力を、Ingressが具体的に実現しているのですから驚きです。SF小説ファンとしては支持せざるをえないのがIngressというスマホゲームなのです。

とはいえ、そうした難しい話を脇においても、Ingressは魅力的なゲームです。「ポータル」を訪れるために、世界中を旅しているプレイヤーもいると聞きます。私も昨年インドを旅しましたが、インドのあちこちのポータルを訪れ、我が陣営の色に染めてきました。近々、京都を旅する予定なので、ポータル密集地帯である京都も私好みの色に染めてくるつもりです。こんなふうに、旅を盛り上げてくれるスマホゲームが他にあったでしょうか?仮想空間に自足するだけの通常のスマホゲームでは得られないような楽しみが、Ingressというゲームにはあると思います。

数多あるスマートフォンのゲームのなかでも、一際ユニークなのがIngressというゲームです。仮想空間と現実空間がクロスするIngressは、今後のテクノロジーの発展に伴って、さらなる発展を遂げることでしょう。その行く末が楽しみでなりません。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ